料理と水の関係

料理と水には深い関係があります。まず、料理には必ず食材が必要になりますが、その食材自体にも水は大きく関わります。

水がきれいで空気の良い場所に農地は多いです。特に米の名産地の水は、名水として名高いことも多いです。

穀物や野菜はほとんどが水分なので、水がその味に大きく関わるのはおわかりいただけるのではないかと思います。 また、このような水はミネラルが豊富であることが多く、そのミネラルを穀物や野菜が吸収し栄養豊富な食物となるのです。

そして畜産についても同じ事がいえます。良い水で育ったえさを食べ、育てられたものは味も豊かです。

このようにして育てられた農作物などの味を最大限に活かす為には、料理の際に使う水もこだわりたいものです。

特に米を炊く時には、水の味がてきめんに表れます。

当たり前ですが、調味料を何も加えないので、米と水の味しかしないのです。 米文化が根付いた理由の一つには、水がおいしかったという事の影響が大きいのではないかと思います。

米の味やもちもち感などは銘柄によって様々ですが、艶やかでふっくらとした炊き上がりの米は、香りもよく食欲をそそります。米をふっくらと炊き上げるには軟水が適しています。

硬水でお米を炊くとパサついた感じがするので、日本の米には合わないようです。和風だしをとる際も、硬水ではおいしくできないので軟水を使ってください。

また、野菜を柔らかく煮たいときには、軟水を使うとうまくできます。硬水で煮ると煮崩れしにくくなります。

料理によって適した水も変わる

ヨーロッパや中国は硬水が多いので、硬水に適した料理や水を使用せずにワインや酒などを使用する料理法が多いです。

肉の煮込みなどは、カルシウムの豊富は硬水がお勧めです。アクが溶け出しやすく、臭みが減りますし、柔らかく煮る事ができます。

また、パスタ料理などは硬水が適しています。 リゾットやパエリヤを作る時は、日本の米は適さないといわれていますが、硬水で作ると多少現地の味に近づきます。

チャーハンを作る時も多少パサついた感じの米が合うようなので、硬水で炊いた米を使用されるとおいしくできます。

このように、料理に使用する水の適・不適は、多くの場合、軟水であるか、硬水であるのかの違いによることが多いようです。

水道水と井戸水の見分け方は?

水道水と井戸水の見分け方は?

A,試験薬などを使うと簡単に見分ける事ができます。

水道水は雑菌や病原体の繁殖を抑えるために、意図的に塩素が加えられています。その地方によって、雑菌や病原体などの量が異なる為に加えられる塩素の量は異なりますが、必ず塩素は加えられているので、試験薬等を使って簡単に調べる事ができます。

液体や固体を水に入れてピンクや黄色に変色するかどうかと見るものが主流です。

「DPD試薬」「オルトトリジン溶液」ですぐに調べる事ができます。

薬局・薬店や理科の実験用具などを販売しているお店、熱帯魚などを販売しているペットショップ、ネットショップなどで購入する事ができます。

価格はお店によって異なります。高いものは入っている量が多いだけなので、1回しか試さないのであれば、安いもので十分です。 1000円程度で入手できると思います。

ネットで検索するかお店に電話で問い合わせてみて、在庫の有無と価格を問い合わせてから購入されるといいと思います。

残留塩素測定器というものも販売されていますが、こちらは高額ですし、井戸水か水道水かを調べたいだけなら、おすすめしません。

東京の水は安全ですか?

東京の水は安全ですか?

A,水道局の方は安全ですとおっしゃいますが、実際にはその安全性に疑問も多く、無責任に安全ですとはいえません。

東京都では平成16年から「安全でおいしい水プロジェクト」といものを行っていて、その成果の表れなのか、現在の東京の水は、昭和40年代の水道水質と比較して、有機物やトリハロメタンは減少し随分改善されているようです。

なぜ昭和40年代と比較するのかというと、昭和40年頃から取水する江戸川などで生活排水や工場排水の影響で水質が悪化し始め、浄水システムがまだまだ未熟で水質の悪化にそのシステムが追いつかず、最も水道水質が悪かった時代であった為でしょう。

でも、この情報を聞いて「昭和40年代と比較してきれいになってるなら安心ね!」と何人の方がおもわれたのでしょうか?

一番水質の悪かった当時から、40年以上も経っているわけで、色々な技術も確実に進歩している現在は、水質は良くなっていて当然で、良くなっていない方が驚きですよね。

国の定める「おいしい水」とは、国の定めた水質基準をすべてクリアし、味を損ねるにおいや有機物が少ない水なのだとか。

更に東京都では、国の定める基準は高い基準ですべてクリアし、その基準よりもさらに高い目標値を定めて有機物やにおいの原因物質を除去を目指しているそうです。

だから東京の水はおいしいというお話になるようです。

実は日本の基準は緩い

日本の水質基準はクリアしていても、他国なら飲用として供給できない量の実測値を示す物質もあるのです。

つまり、日本の水質基準は他国に比べて緩いのです。このような話を耳にすると、水道水に対して絶対的な信用を置く事は難しいと判断する方も多いのではないでしょうか。

高度浄水システムを導入して以来、確かに水質の改善は見られますが、完全に有機物やトリハロメタンが除去されているわけではありません。

かつ、東京都はビルやマンションなどの簡易専用水道の需要者が非常に多く比率も高いので、ビルやマンションの貯水タンクの衛生状態も水道水質に関わります。

実際に貯水タンクの清掃を生業とする方の多くは、水道水を生で飲むことはないという話が漫画のネタになるほどですし、無責任に安全ですと言い切れないのが現状です。

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